お仕事を探していて、よく目にするのが「Excel基本操作」や「Excel初級レベル」などの言葉。
そもそも、Excelの基本・初級ってどこまでできればいいの??ふわっとしていてよくわからない求人内容のナゾ、解決しちゃいましょう!
Excel基本操作・初級レベルとは
実は企業や採用担当者によって捉え方がちがう「基本」。これといった明確な正解がないのが実情です。関数やブラインドタッチ(キーボードを見ずに入力をすること)など、スキルが求められる場合は求人原稿に記載してある事がほとんどですが、Excel基本操作やExcel初級と記載のある場合、どこまでできればいいのでしょうか。Excel基本操作・Excel初級の実務レベルをまとめてみました。
デスクトップ上で右クリックをしてExcelファイルを新規作成します。
キーボード操作をして文字を入力します。
文字やセル(Excel画面の一つ一つのマスこと)を右クリックでコピーしたものを、別のセルに貼りつけします。
キーボードの+を使って足し算、-を使って引き算、*を使って掛け算、/を使って割り算をします。
フォントを変えたり罫線を引いたりすること。エクセルファイル上で右クリック(もしくはホームタブから)設定します。
Excelファイルのホームタブ・一番右の「検索と置換」から、特定の文字の検索や、指定する文字を違う文字に一括で置き換えます。
入力してある複数セルの数字の合計を出します。ホームタブの右側のオートSUMも同様。
エクセルファイルの左上の「ファイル」タブから印刷をします。
エクセルファイルの左上の「ファイル」タブから保存をします。
Excel中級レベルとは
こちらも企業や採用担当者、仕事内容によっても違ってくるので一概には言えません。一般的には、「自分で必要な関数を選び実行できるレベル」が中級と言われています。下記の関数やピボットテーブルを使いこなせていれば、大抵の事務職は問題ないと考えて良さそうです。
キーボードを見ずに入力をすること。テレオペなど入力のスピードを求められる仕事でスキルを発揮できます。
日々の売上実績などをわかりやすくグラフ(円グラフや棒グラフ)にする事ができます。
クラス全員のテストの点数で、「もし80点以上なら、名前の隣に”合格”と表示させる」「もし79点以下なら、名前の隣に”不合格”と表示させる」ができる関数です。”もし”がキーワード。
IFで作成したデータを基に、名前を入れると隣のセルなどに「合格」か「不合格」かを表示させることができる関数です。
AND関数などを使って、複数の条件で関数を組む事ができます。
大量のデータの中から、同じ数字(データ)がいくつあるか、また足すといくつになるか等、複雑な集計ができるのがピボットテーブルです。
Excel上級レベルとは
こちらも一概には言えませんが、以下の内容ができればほぼ上級レベルと言えるでしょう。一般事務などでは求められる事は少ないと思いますが、Excel上級レベルになれば選べる仕事の幅もぐんと広がります。
関数などを使い、名前を入れるだけで点数が出てきたりクラス分けができるような、部署内で使う資料の基となる雛形を作れるレベル。
ボタンを押すだけで、複数の計算式を自動で行ってくれたり、集計した数値を体裁を整えてメールで送信する、なんて事もできちゃう優れもの。
マクロの記録:コードを手書きしなくても簡単なマクロなら「マクロの記録」で手順を記録し、マクロを作成できます。
VBA:マクロのコードを手入力する言語の事。VBAができればかなりの上級者です。
まとめ
ExcelのスキルUPは実践あるのみです。日ごろからExcelが得意な人が作った資料の関数を読み解いてみたり、関数をコピーして自分の資料に当てはめても。関数を使いこなせれば、仕事の効率もぐんとあがりあなたも評価もきっとあがるはずです。
Excelスキルを磨けばキャリアアップも夢じゃない♪まずは基本をおさえよう!
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