コロナ禍でますます注目される「マインドフルネス」という言葉。
耳にした方も多いのではないでしょうか。
ここでは、マインドフルネスについて詳しく紹介していきます。
マインドフルネスとは?
人間は知らず知らずのうちに、過去の不安やストレスに影響されて生きているそう。
マインドフルネスとは、知らないうちに心にたまった過去のストレスや不安などから抜け出し、あるがままの今(自分)を受け入れること。
ストレス軽減やリラックス、また集中力UPにも効果があると言われている為、仕事のパフォーマンスも上がるそうです。
医療の分野でも、臨床治療としてマインドフルネスによるストレス軽減など、体や脳への効果が研究されてきました。
またGoogleやAppleなどの欧米の企業が、セルフマネジメント研修などに取り入れられたことで一気に注目されるようになりました。
日本の企業でもIT企業を中心に導入が増えており、社員の生産性があがったなどの効果が認められたそうです。
マインドフルネスの状態とは?
マインドフルネスとは、あるがままの今(自分)を受け入れた状態の事。
マインドフルネスの状態になると、今の自分を評価や判断(良い・悪い)をせずに受け入れることが可能になります。
具体的には・・・
通勤中、昨日の失敗や今日のことなどを考えていていつの間にか会社に着いていた。
(今ではなく、過去や未来のことにとらわれている状態)
↓
通勤中、季節の匂いや季節の花に気づきウキウキしている自分に気づいた。
(過去や未来ではなく、今の自分に目を向けられている状態)
会議中、やりかけの仕事を思い出し考えてしまい、気づいたら会議が終わっていた。
(今の会議に集中せず、過去の仕事にとらわれている状態)
↓
会議の内容ひとつひとつに集中でき、自分の考えをまとめ意見を言うことができた。
(今の自分や状況に集中できている状態)
マインドフルネス瞑想とは
心をマインドフルネスの状態にする為に効果的なのが、マインドフルネス瞑想です。
マインドフルネス瞑想は、朝の通勤中の電車の中や仕事の合間の数分が効果的だそう。
眠くなってしまう場合はあまり効果がないので、夜は避けたほうが良さそうです。
マインドフルネス瞑想の代表的な2つの瞑想方法をご紹介します。
段階がありますが、まずは簡単な瞑想でOK。
姿勢を正して椅子に座り目を閉じ、意識を呼吸に向け深呼吸を行います。なるべく複式呼吸を意識して。
まずは、数分程度で構いません。毎日続けることが大切です。
深いリラックス効果があると言われている瞑想の方法です。
言葉のとおり、体をスキャンするイメージで、足先から頭まで意識を向けていきます。
基本の姿勢は静座瞑想法と同じ。姿勢を正して椅子に座り、深く呼吸をしながら意識を体に向けて行きます。
足先から徐々に腰→お腹→背中→肩→腕→首→頭と意識し筋肉やコリをほぐすイメージをして行きます。
YouTubeでもマインドフルネス瞑想の動画がたくさんあるので、最初は見ながら実践してみるのも◎。
マインドフルネスのメリット
マインドフルネスの効果は医学的にも認められています。
心理療法などにも取り入れられていて、うつ病や不安症、がんなどの治療の一環にもマインドフルネスが導入されています。
主なマインドフルネスのメリットは・・・
①集中力・注意力がUPする
②記憶力がUPする
③視野が広がる
④ストレスや不安が軽減される
⑤感情が安定する
⑥ネガティブ思考をコントロールできるようになる
⑦抗炎症作用がある
まとめ
瞑想だけで仕事のパフォーマンスが向上する・・そんなことまだ信じられない、という方もいるかもしれません。
そんな方は、1週間だけでも試してみて。
集中力や記憶力があがれば、必然的にパフォーマンスもあがるはず。
またストレスへの耐性もできる為、くよくよ落ち込む事も少なくなりポジティブな状態になります。
仕事に関する書籍を読んだり勉強するより簡単♪
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